国政報告

ミサイル搭載を追及 入間基地増強計画を調査

国会議員 県議候補ら埼玉・入間基地

(写真C2輸送機整備格納庫の前で担当者から説明を受ける塩川氏(右)と伊藤氏(中央手前)=21日、入間基地

 敵基地攻撃能力の保有が検討される中、日本共産党の塩川鉄也衆院議員と伊藤岳参院議員、埼玉県議団は21日、、大規模な増強が計画される航空自衛隊入間基地(埼玉県阿山氏、入間市)を調査しました。。地方選候補らが同行しました。


 C2輸送機、弾薬作業所や火薬庫地区、地下連絡道や自衛隊入間病院を訪れ、担当者の話を聞きました。

 入間基地では電力線などライフラインの地中化、多重化(攻撃を受けたときの基地機能維持能力の強化)に2023年度予算案で115億円が計上されています。担当者は他基地と比較して予算規模が大きいのは整備規模が大きいことが理由だと説明しました。

 塩川氏がC2輸送機へのスタンド・オフ・ミサイルの搭載について質問すると、担当者は「決定はしていない。現在はミサイルを発射できるシステムの調査をしているところ」と回答。

 伊藤氏の「なぜ輸送機にミサイルを搭載するのか」との質問に担当者は「調査研究で有効性を確認していく」と話、理由については明言しませんでした。

 来年度予算での火薬庫新設について「地元への説明が必要ではないか」という塩川氏の質問に担当者は「確認中」としか答えませんでした。

 柳下礼子、村岡正嗣、秋山文和、前原かづえ、もりや弘子(西7区=川越市)、秋山もえ(南13区=上尾市、伊奈町)の各県議、城下のり子(西1区=所沢市)、、いのまた嘉直(西4区=狭山市)の両県議候補、佐藤匡入間市議が参加しました。

【しんぶん赤旗2023年2月22日(水)付 写真=赤旗】