エッセイ

伊藤岳の駆け足つうしん 「野党の共闘」でビッグな出来事

 

 臨時国会でビッグな出来事が起きました。大学入試共通テストに、民間の英語試験を導入するという政府方針に対して、「受験生が経済事情によって左右され不公平を生む」と反対運動が広がり、野党「延長法案」を共同提出。そして、文部科学大臣が急きょ「延期」を表明する事態に。

 一度国会に出された政府案が、野党案に基づいてひるがえることは憲政史上初めてのこと。「民主主義のイロハ」も分からない総理が居座り続けているもとで民主主義が、国会が動いた――画期的です。「市民と野党の共闘」は、また新しい1ページを記しました。この野党共闘の力で、「桜を見る会」の徹底追求も進んでいます。これで総理を追い込む構えです。

 私自身も「国会質問デビュー」を果たしました。第風の大型化など気候変動を引き起こしている要因の一つ「廃プラスチック」問題で、プラスチックの大量生産、大量焼却ではCO2を排出し続けることを“よし”とする政府の「戦略」からの転換を求めました。

 政治を前へ!全力で走り抜きます。

【2019年12月1日付け新埼玉】