茨城・取手
茨城県の日本共産党取手市委員会と同後援会は30日、伊藤岳参院議員を迎えて「新春のつどい」を開催しました。関戸勇党市議団長があいさつしました。
伊藤氏は、医療提供体制や事業者支援の遅れなど、岸田文雄政権による後手後手のコロナ対策を批判するとともに、浮き彫りになった日本社会の弱点として、▽あまりに冷たく弱い経済▽ジェンダー不平等▽気候危機―の3点を指摘。非正規雇用の正社員化と男女の賃金格差是正を進めるとともに、消費税の減税や社会保障の充実による「やさしく強い経済」の実現、省エネ・再エネ拡大でのCO2削減など党の政策を紹介しました。
また、岸田政権の危険性の一つとして敵基地攻撃能力の保有を挙げ、「先制的に攻撃して相手国を殲滅(せんめつ)しようとするものだ。戦争のにおいがする国会を許してはならない」と憲法を破壊する政治の転換を力説。「参院選での共産党と立憲野党の勝利・躍進で、コロナ対策に万全を尽くす希望ある政治をつくろう」と呼びかけました。
2部ではオペラ歌手の鈴木あかねさんと関直子さんのピアノ伴奏によるコンサートが開かれ、参加者は伸びやかな歌声とピアノの音色に魅了されていました。
【2022年1月31日(月)しんぶん赤旗・写真=伊藤岳事務所】