日本共産党の伊藤岳議員は16日の参院総務委員会で、新型コロナウイルス感染症拡大によりホテル、旅館、バス事業者などの観光事業者が、宿泊予約が全てキャンセルになるなどの深刻な損失を受けているとして、事業者の声を聞き強い支援をすべきだと求めました。
伊藤氏が、埼玉県内のホテルや旅館事業者の実情調査を示したのに対し、観光庁の加藤進審議官は「事態は深刻だ」との認識を示しました。
伊藤氏は、バス事業者が東京五輪・パラリンピック延期で、選手や観客の送迎予約もすべてキャンセルとなり甚大な損害を受けていると強調。「五輪・パラリンピックに協力してくれたバス事業者を守りぬくべきだ」と主張。内閣府の青山周平政務官は「思いは共有している」と答弁しました。
【2020年4月21日付 しんぶん赤旗・写真=伊藤岳事務所】