日本共産党埼玉県委員会は1日、さいたま、川口両市の3カ所で街頭演説を行いました。塩川鉄也国対委員長・衆院議員、伊藤岳参院議員・埼玉選挙区予定候補、岩渕友参院議員、山﨑すなお県議、市議らが初詣に向かう市民らに、あいさつしました。
岩渕氏は、能登半島地震から1年となるなか、昨年の臨時国会で成立した補正予算の軍事費は、能登の復旧・復興のための予算の3倍以上だと批判し「国民の暮らしを応援する予算こそ必要だ」と強調しました。
伊藤氏は、4月から大学の学費値上げの動きがあるにもかかわらず、同補正予算には学費負担軽減が盛り込まれなかったとして「予算はミサイルの爆買いではなく、未来ある学生のために使おう」と訴えました。
塩川氏は、裏金問題への反省がない自民党を批判し「企業・団体献金をきっぱりと禁止するため、参院選の比例で共産党の5議席を実現し、埼玉選挙区で伊藤議員を再び国会に送ってください」と呼びかけました。
さいたま市のJR大宮駅前では、「知り合いが生活に困っていた時に、共産党の人に助けてもらった。頑張ってください」と足を止めた若い人も。訴えを聞いていた男性(45)は「年末に裏金議員が一斉に不起訴になり、大問題だと思う。共産党はデマに負けずに、SNSでも政策をどんどん訴えてほしい」と話しました。
【2025年1月3日(金)付 しんぶん赤旗・写真=しんぶん赤旗】

(写真)訴える(右から)伊藤、塩川、岩渕の各氏=1日、さいたま市