日本共産党の伊藤岳参院議員は30日、東京都内の日本ユニセフ協会で遠藤剛事務局長と懇談し、党が呼びかけたガザ人道支援募金に寄せられた831万9935円の目録を手渡しました。
遠藤氏は「募金を確かにお預かりしました。みなさんの思いとともに現地に届けます」と感謝を表明しました。
伊藤氏は、募金者からの「たくさんの子どもたちが殺されていく、やりきれないほど悲しい」「一日も早い停戦を願っています」などのメッセージを紹介しました。
懇談では、現地でユニセフ職員が命の危険に直面しながら、水と衛生面での活動に取り組んでおり、地下からくみ上げた塩水を淡水化し、100万人に提供しているが、淡水化装置を稼働するための燃料の工面に苦労し、給水継続に不安があることなどが説明されました。
満川知代国際局員が同席しました。募金は引き続き他の国連機関にも届ける予定です。
【2023年10月31日(火)付 しんぶん赤旗・写真=しんぶん赤旗】