(写真)声援に応える(左から)塩川、伊藤の両氏=4日、さいたま市
日本共産党の塩川鉄也衆院議員と伊藤岳参院議員は臨時国会が事実上閉会した4日、さいたま市のJR浦和駅西口で、国会閉会に抗議するとともに、来たる解散・総選挙での共産党の躍進を訴えました。
伊藤氏は「菅政権は『国民のために働く』と言っていたが、新型コロナウイルス感染の急拡大で国民が政治に働いてほしいと願っている時に自公は国会を閉じてしまった」と批判。医療崩壊を防ぐことや、飲食店などに時短要請するなら一体に補償させることが何としても必要だと訴えました。
塩川氏は、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭で、安倍事務所が費用補填(ほてん)した疑惑や、吉川貴盛元農水相が大手鶏卵生産会社から現金を受け取った疑惑に触れ「『政治とカネ』問題を繰り返し起こす、自民党の政治を続けていいのかが問われている。総選挙で政権交代を実現し、野党連合政権をつくりましょう」と呼びかけました。
立ち止まって訴えを聞いていた子ども連れの女性(40)=さいたま市=は「菅政権は信頼していません。子育て中ですが、保育所に入れるのもその後も大変。野党にはもっと強くなって政権を取ってほしい」と話しました。
【2020年12月5日付 しんぶん赤旗・写真=しんぶん赤旗】