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水害避難場所に協力を 埼玉・川島町議が高速道路会社に申し入れ

(写真)NEXCO東日本に要請書を手渡す渋谷(右から4人目)、守屋(右から3人目)、伊藤(右から2人目)の各氏ら

 

  埼玉県川島町の日本共産党渋谷幸司町議は5日、伊藤岳参院議員や守屋裕子県議らとともに、水害時に首都圏中央連絡自動車道(圏央道)川島インターチェンジ周辺を一時的な避難場所として活用することを求め、NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)に申し入れました。

 要望書は、川島町は大規模洪水時には町内全域の浸水が想定されており、各地で高速道路ののり面や道路脇に避難場所を設置する取り組みがあると紹介し、圏央道川島インター周辺に避難場所を確保することを求めています。

 伊藤氏は、国交省とのヒアリングで高台避難の一つとして高速道路などの高架利用があるとの考えが示されたと紹介し、協力を求めました。

 渋谷氏は「町は周囲を河川に囲まれていて平たんな地形だ。町内で浸水回避が可能なエリアは川島インター周辺しかない」と訴え。地域住民も協力を求めました。

 NEXCO東日本関東支社所沢管理事務所の山田浩稔所長は「我々の(管理運営する)道路が、災害時に期待される道路の役割と両立して、命を助けるのに役立つのはうれしいことです。まずは町の方で避難計画をつくり、示していただきたい」と答えました。

【2020年8月8日付 しんぶん赤旗・写真=伊藤岳事務所】