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参院選勝利で政治を前に 埼玉 川越・飯能 山添・伊藤両氏訴え

 日本共産党の山添拓政策委員長・参院議員は21日、埼玉県川越、飯能両市で伊藤岳参院議員とともに街頭演説し、来年の参院選の比例で5議席を獲得し、埼玉選挙区(改選数4)で伊藤氏の再選を勝ち取ろうと訴えました。

 山添氏は、衆院での自公過半数割れの新しい情勢のなか、参院選では企業・団体献金も政党助成金も受け取らず、大企業優先、アメリカ言いなりの政治のゆがみを正す共産党が伸びることが必要だと述べました。

 また、伊藤氏について2019年の初当選以来、県内全63市町村を訪問して首長らと懇談し、これまで180回以上の国会質問でマイナ保険証の押しつけ反対や地域公共交通の拡充などを訴えてきたと紹介。「埼玉にとって、なくてはならない議席だ。参院選で勝利し、新しい政治プロセスを前に進めよう」と呼びかけました。

 伊藤氏は、何としても再選を勝ち取り、思い切った賃上げと消費税減税、大学の学費ゼロへまずは半額にし、奨学金返済も半分にすることを実現したいと強調。「あなたらしく自由に暮らせる社会を、ご一緒につくりましょう」と訴えました。

 川越市で演説を聞いた男性(42)は「勇気が出る話だった。年収の壁を破るだけじゃなく、消費税を減税してほしい。伊藤さんの再選と、比例で共産党を伸ばすために頑張りたい」と話しました。

【2024年12月22日(日)付 しんぶん赤旗・写真=しんぶん赤旗】

(写真)拍手に応える(左から)山添、伊藤の両氏=21日、埼玉県川越市