ERC共同議長国大使 伊藤氏が交流
日本共産党の伊藤岳参院議員は28日、駐日メキシコ大使館で開催された「LGBTQ+Diplomatレセプション」に参加しました。平等権連合(ERC)共同議長国のメキシコとドイツ両国の在日大使館から、「超党派LGBTに関する課題を考える議員連盟」(LGBT議連)の各党議員への招待に応じて参加したものです。
ERCは、2016年のグローバルLGBTI人権会議で設立され、LGBTQ+の人々に対する差別とたたかい、その権利保護を目的に、44カ国が加盟していますが、日本は未加盟です。
伊藤氏は、メルバ・プリーア駐日メキシコ大使とマルティン・フート駐日ドイツ大使館首席公使とあいさつを交わし、参加者と交流。「平等性と多様性の実現に向けた歩みを祝う場に、日本の国会議員が出席してくれてうれしい」と歓迎されました。
一方で、「なぜ日本政府はERCに加盟せず今年もオブザーバー参加にとどまっているのか」との声も寄せられました。伊藤氏は「性的少数者の権利と生活向上のためにがんばりたい」と応じました。
【2024年12月1日(日)付 しんぶん赤旗・写真=伊藤岳事務所】