日本共産党の「保険証廃止撤回・マイナンバー問題追及委員会」事務局長の伊藤岳参議院議員と「G9(がく)サポータズ」は23日、さいたま市のJR浦和駅東口で「保険証を残せ☆アクション」に取り組みました。
伊藤氏は、ゲストの埼玉県保険医協会山崎利彦理事長とともにマイナンバーカードをめぐるトラブルや保険証廃止の問題点を解説。山崎氏は「国は多くのトラブルの原因さえ分からずにいるのに、保険証をなくすことありきで進めようとしている」と批判しました。
伊藤氏は「保険証を残すためには、多くの市民の声が必要です。埼玉県内各地で大きな声を広げ、岸田政権に、来年秋の保険証廃止を断念させよう」と呼びかけました。
「G9サポ」がとりくんだシールアンケートでは、27人中26人が保険証廃止に「反対」と回答。自分から「貼らせて」と「反対」にシールを貼った人もいました。
伊藤氏に対し「いつも1人で病院に行くので、ややこしい保険証になったら混乱する。頑張って」と声をかけた女性も。訴えに足を止めた新井喜子さん(79)は「マイナ保険証は持っていないし、1人暮らしで教えてくれる人もいないので不安。周りの人とも、保険証がなくなったら嫌だねと話しています」と語りました。
【しんぶん赤旗2023年9月25日(月)付 写真=赤旗】