日本共産党埼玉県委員会は21日、伊奈町で全県地方議員会議を開きました。県議や地方議員・候補者らが集まって、マイナンバー問題やジェンダー平等とハラスメント根絶について学び、活動を交流しました。
伊藤岳参議院議員が、マイナンバー問題を追求した国会論戦を紹介し、他人の情報をひも付けるなどのトラブルが起きていることや、保険証廃止により無保険者が生まれることを告発。マイナンバーカード強制の根底には財界の要望があるとして「財界優先の政治に切り込めるのは共産党しかない」と強調し、各地方議会で問題点を追及してほしいと呼びかけました。
党中央委員会の坂井希・ジェンダー平等委員会事務局長は、党がジェンダー平等、ハラスメント根絶を掲げるもとで、党内に残される人権意識のゆがみや立ち遅れと向き合って、常に自己改革する努力が必要だと強調。党内でも力関係の差があることに自覚的になることが大切だとして「綱領、規約、大会決定に団結し、相互に高め合う人間集団づくりを積み重ねることが、ハラスメントを予防する道になります」と語りました。
梅村さえこ衆院比例北関東候補があいさつしました。
【しんぶん赤旗2023年8月23日(水)付 写真・赤旗写真部】