国政報告

高市氏に辞職迫る 伊藤議員「見苦しい言い訳」

(写真)質問する伊藤岳議員(右)=8日、参院予算委

 日本共産党の伊藤岳議員は8日の参院予算委員会で、放送法の解釈変更に関する行政文書について「捏造(ねつぞう)だ」と繰り返す高市早苗経済安全保障担当相の姿勢を批判し、辞職を迫りました。

 文書は、2015年に放送番組の編集にかかわる「政治的公平」について高市総務相が総務省幹部らから説明を受け、安倍晋三首相(いずれも当時)と電話会談したことが明記されています。

 伊藤氏は、同省幹部らとのやりとりの中で高市氏が「官邸には『総務大臣は(答弁を)準備しておきます』と伝えてください」と述べたとする記述に言及し、高市氏に事実かと確認。高市氏は「絶対にない。放送法の解釈についてのレク(説明)をその時に受けていない」と否定しました。

 伊藤氏は「あなたの部下だった職員が作成し、共有してきた重要な行政文書だ」と強調。行政文書の正確さの立証を、作成した政府でなく野党側に求めるのは「筋違いも甚だしい」と批判しました。

 さらに、「捏造でなければ議員辞職するとの自らの言葉に従って議員を辞めるべきだ。見苦しい言いわけはやめるべきだ」と厳しく指摘。高市氏は「なぜ不正確な文書に従ってわたしが辞めなければいけないのか」などと開き直りました。

【しんぶん赤旗2023年3月9日付 写真=赤旗国会取材団】