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人員増と賃上げぜひ 保育士ら伊藤議員と懇談

 

(写真)保育士ら(手前)から実態を聞く伊藤岳議員(左)=11日、さいたま市

 日本共産党の伊藤岳議員は11日、さいたま市で全国福祉補池労働組合埼玉県本部の保育士らと懇談し、要望を聞きました。

 鴻巣市の保育士は「定時には帰れないし、人手不足で有給休暇が消化できない」と話します。「園長は、賃上げしたいし手当も出したいけれど、来年度からの国の予算の見通しがなく実行できないと言っている」と、ほかの参加者が続きます。30年働くベテラン保育士は、「今の保育士配置基準が低すぎる。ただ子どもを預かるのではなく、『保育』とは子の育ちを生活面含めてみること」と指摘。
入職2年目の若手保育士は「今の賃金では、自由に使えるのは月5万円で貯金もできない。結婚は考えられない」と訴えました。

 伊藤氏は「カギは賃上げです。事故を防いで子どもを守るためにも人手不足解消と待遇改善が必要ですね」と応じました。

【しんぶん赤旗2022年12月14日(水)付 写真=伊藤岳事務所】