日々の活動

タクシー労働者の生活守れ 懇談

埼玉 伊藤・岩渕氏ら懇談

 

(写真)タクシー労働者ら(手前)と懇談する、(右から)秋山、岩渕、伊藤、とばの各氏=11月27日、さいたま市

 日本共産党の伊藤岳、岩渕友両参院議員は11月27日、さいたま市で飛鳥交通埼玉労働組合連合会のタクシー労働者らと懇談し、現場の実態を聞きました。秋山もえ県議、とばめぐみ・さいたま市議も出席しました。

 労働者の男性らは、飛鳥交通ではタクシー利用者がクレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用した際、カード会社に支払う手数料をドライバーが一律5%負担させられてきたことを告発。

「どのカード会社を使っても5%負担であり、おかしいと思うが会社側は決算書も開示しない」とはなしました。

 組合が繰り返し交渉してきたこともあり、会社側は11月からカード手数料のドライバー負担を廃止したものの、大幅な賃下げを強行。男性らは、過酷な労働実態やコロナ禍による減収から辞めていく人も多いとして「会社が労働者をここまで追いつめていることが悔しい」と訴えました。

 岩渕氏は「タクシーには安全にお客さんを運ぶことが求められている。そのためには、ドライバーの生活や健康が保障されなければ」、伊藤氏は「国土交通省にも直接実態を訴えてはどうか。私たちも国会で取り上げたい」と応じました。

【2022年12月2日(金)付しんぶん赤旗 写真=赤旗首都圏総局】