日本共産党の国会議員は、大激戦の東京都議選(25日告示、7月4日投票)での日本共産党の勝利のために候補者押し上げの宣伝や対話の先頭に立って奮闘しています。
岩渕友参院議員は22日、定数3を有力4候補が激しく争う豊島区で、米倉春奈都議の押し上げに、地元支部とともに地域を回って「支持を一回り、二回り広げてほしい」と対話。「コロナ感染のもとで五輪開催はおかしい」と話す男性に、岩渕氏は「都議団の躍進で五輪を中止し、『命』最優先の政治にしましょう。都議選は菅政権に審判を下すチャンス」と訴えました。男性は「都議選は自分の意見を伝えるいい機会」と米倉予定候補への支持を約束。「米倉さんは絶対に落とせない」「候補者ビラを知り合いに渡す」などの反応が相次ぎました。
清水忠史衆院議員は22日、原田あきら都議からのツイッターの呼びかけに応じ、杉並区に駆けつけ「掛け合いトーク」宣伝に取り組みました。清水氏は、日本のジェンダーギャップ指数の低さを指摘し、「原田さんにはジェンダー平等の都議会をつくり、東京からジェンダー平等を進めることに全力で取り組んでほしい」と呼びかけました。
原田氏は、都立高校入試の合格基準に男女で点数差別があった事例などを批判。「学校では下着の色を指定するようなセクハラもある。教育の場などで、勝手に決めたルールを押しつけるのではなく、一人ひとりの学びや生き方を応援できる都政に変えていきたい」と力を込めました。
田村貴昭衆院議員は22日、定数2の日野市で自民党・都民ファーストの両現職を猛追している清水とし子予定候補の応援に入り、あるが精一前市議(無所属)とのハンドマイク宣伝の後、清水予定候補と合流して街頭宣伝を行いました。
清水氏は「廃止された日野の保健所を復活させ、都立病院の独立法人化は許さない」と強調。田村氏は、菅政権が医療や社会保障を改悪していると批判。「都議選で清水とし子さんを当選させ、その後の総選挙で自公政権に審判を下せば、こうした政治を変えていけます」と訴えました。
熱心に田村氏の話を聞いていた男性(52)は、「今は五輪を行う状況ではない。コロナ対策や暮らしの支援をお願いしたい」と清水予定候補への期待を表明しました。
20日には紙智子参院議員が江東区のあぜ上三和子都議を応援(既報)。
そのほか、伊藤岳参院議員が北区のそねはじめ都議を、塩川鉄也衆院議員が北多摩1区の尾崎あや子都議を、
武田良介参院議員が新宿区の大山とも子都議を、畑野君枝衆院議員が目黒区の星見てい子都議を、藤野保史衆院議員が町田市の池川友一都議を、本村伸子衆院議員が北多摩4区の原のり子都議を応援するなど、各国会議員が続々と都議選必勝のために力を尽くしています。
【2021年6月24日(木)付 しんぶん赤旗・写真=伊藤岳事務所】